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Granada


DSC00637.JPGこの日は朝食後、専用バスにてゆったりと出発。3時間弱でグラナダの街へ。ここでも青空が広がり、アランブラ宮殿を散策するには絶好の日和となりました。初めて訪れる参加者の方と希望者は、到着後すぐにアランブラ宮殿見学を現地のガイドさんと共に楽しみ、その他の皆さんはホテルへ直行です。宿泊は、アンドレス・セゴビア、マヌエル・デ・ファリャ、ロルカなどが何度も立ち寄った由緒あるアランブラ・パラセ・ホテル。隣接するアランブラ宮殿やファリャの家などを訪問するのにも、徒歩で行ける最高の場所にあります。

JamonSerano.jpgお昼は、グラナダに工房を構える名ギター製作家のアントニオ・マリンさんとお弟子さん方を囲み、彼らがいつも通うレストラン・バル、Entrevinosで貸し切りパーティです。ここは美味しいワインと最高級のイベリコ・ハム、チーズなどのおつまみ類が自慢のお店で、誰もが美味しい、美味しいを連発してにぎやかに楽しみました。食事後は、皆さんかなりのほろ酔い気分ですが、せっかくのグラナダ。ホテルに帰って寝てしまってはもったいありません。マリンさん達に見送られながら、専用バスでサン・ニコラス広場へと向かいます。

DSC00618.JPGシエラ・ネバダ山脈の雪が真っ白に輝き、広がる青空とアランブラの緑のコントラストが美しく、そこに静かに佇むアランブラ宮殿の姿。(上 パノラマ写真)多くの旅人達が、この光景を目に焼き付けようと、この広場にやってきます。遥か昔、グラナダに輝かんばかりのイスラム栄華を築いた王様の夢の跡。現在も、その幻影をかいま見せる「アランブラ宮殿」そのものが、人々の胸に過去と未来を去来させます。何百年もの昔の人々が暮らした、その遺跡を眺め、その現実を想像する。それはとてもロマンティックな反面、この世に生きる命の儚さを一瞬にして思い知らされるようです。
 ここで、思わず手にしていたBOOK「スペインの風景」を、アランブラ宮殿を前にして写真におさめました。時間が許されるなら、夕闇に包まれる頃まで眺めていたい気分でしたが、近くのカフェで一休みした後は、皆さんと一緒に坂道を下り、途中お土産屋さんを覗いたり、ギター工房を見学しながらホテルへと戻りました。夜はアランブラ・パラセでのひとときをそれぞれが楽しみました。ロビーから一望できるグラナダ市街の灯りが煌めきを増し、夜も更けていきます。


翌日はコスタ・デル・ソルの街、Almuñecar へ。LinkIconP05_ALMUNECAR


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