SPAIN _ 2010.11.9 - 22

ITARY_ 2010.11.22 - 30

Sevilla〜アンダルシアへ


マドリッドからAVE(新幹線)にて朝早くに出発。宿泊していたアグマールホテルからアトーチャ駅まで歩いて10分もかからないのですが、トランクやギターの大荷物のため大型バスを手配。ところが予定列車の発車時刻の1時間半前に頼んでいたにもかかわらず、全くやってこないので、運転手に連絡したら、なんと1時間後の予定のはずと相手もびっくり!とにかく大急ぎで車庫から来てもらって乗車。朝の渋滞で駅周辺は大混雑。ようやく辿り着いたバス降車場所から改札までは、皆さん大荷物を抱え、汗かきながら小走りで・・!なんとか10分前には無事列車に乗れた時には、一同、本当に安堵しました。旅に多少のトラブルはつきものですが、この最初のハプニングにはすっかり慌てました。しかしその後は順調そのもの、楽しい旅が続きます。

ヒラルダの塔車内ではのんびりと景色を眺めながら、セビーリャまでの2時間半を過ごします。11時過ぎには到着し、駅で待機していた大型バスとガイドさんに迎えられ、まずは市内観光。前日までセビーリャでは雨が続いていたのが、朝になって快晴となったそうで、ここでも良い天候に恵まれました。カテドラルの中庭にはオレンジまずはスペイン広場(Plaza de España)へ。1929年の万博博覧会の会場として造られたものですが、半円形状に広がった広大な回廊は、パノラマ写真(上写真)にも収まりきれないほどの規模です。そこから街の中心、ヨーロッパで第3番目の大きさを誇るカテドラルへ。荘厳なパイプオルガンやコロンブスのお墓などゆっくりとガイドさんの説明を聴きながら一巡り。ぐるぐると34回転ものスロープ状の通路が続くヒラルダの塔にも登り、眼下に広がるセビリアの街を眺めることができました。その後、サンタ・クルス街をそぞろ歩きし、ランチタイム。セビーリャは、音楽とは深い縁のある街。見所はまだまだありますが、このあたりでセビーリャきっての高級ホテルメリア レブレロスへチェックインし、休憩です。何しろこの夜には、再びコンサートがあり、まだまだ1日は長いのです。グアダルキビール川の向こう岸に見えるのはTriana地区

コンサートプログラムホテルのロビーに集合し、今夜のコンサート会場であるセビーリャ音楽院「MATADERO」へ向かいます。セビーリャ出身の名ギタリスト、マリア・エステルさんも共演するとあって、会場は満席。こちらではプログラムやパンフレットにBOOK「スペインの風景」記念コンサートとして本の表紙の写真を使ってくれていました。前日のマドリッド公演に重ね、こちらでも素晴らしい会となり、セビリアの観客からブラボーの声も大きくかかりました。もちろん恒例の打ち上げは近くのレストランBARにて用意され、タパス(おつまみ)とビールで楽しく乾杯です。

名残惜しくもホテルに戻ったら、12時近くなってましたが、コンサートの余韻に浸りながら荷物整理。
明日は魅惑のグラナダに出発です。LinkIconP04_GRANADA



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Sevilla